ふるさと新選組

住居編[No.5]

古民家の断熱リフォームで涼しく暖かく快適に

最近、リフォームを取り扱ったテレビ番組が非常に人気であり、古民家の再生などのCMや雑誌などもよく見かけるようになりました。

また、あえて古民家を使用したオシャレなカフェや店舗などもあり、古民家の再生はもはや単純で実用的なリフォームという需要だけでなく、古民家の良さを残しつつスタイリッシュに住みたいという需要をも得るようになりました。

古くからある日本家屋のよさとは、木をふんだんに使った重厚かつ繊細な作りでしょう。現在では手に入らない立派な大黒柱や梁が、その歴史と品格を物語る家が多く存在します。

しかし、そんな古民家の再生に欠かせないリフォーム内容の一つに、断熱リフォームが挙げられます。

往々にして、日本家屋とは夏に涼しく過ごせることを前提として作ってあるため、開口は大きく、各部屋に風が流れるように出来ています。クーラーなどの冷暖房設備が整っていなかった時代は、それが求められましたが、現在では、外気に室内温度が左右されにくく、室内の温度を外へ逃さない断熱効果が住宅には必須となっています。

断熱リフォームを行うには、様々な方法があります。断熱を考えなければならない場所も、床下から屋根裏、壁側、窓などの開口部などに及び、なるべく密閉性を高くして内気を外へ漏らさないようにする必要があるのです。

もし、古民家の再生を考えることがある際には、断熱に対する工事はどのように行われるのか、詳しく確認することをおすすめします。断熱材として発泡ウレタンを吹き付けるのか、またはガラス繊維を入れるのかなど、工事内容により、出来る範囲や費用が変わってくることもあるからです。詳しく説明を受け、検討することで、気持ちよく古民家再生を行うことができるでしょう。

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