ふるさと新選組

住居編[No.22]

古民家の利点・欠点による住み心地

近年、大々的にブームとなっている古民家。テレビ、雑誌等、各メディアでよく見聞きするようになりました。

古民家を民宿のようにして使ったり、飲食店にリフォームしたり、日本家屋の古き良き風格を残しつつ、その良さを違った形で活用する人々が増えています。

その一方で、古民家にそのまま居住しようと都会から引っ越しをする人も少なくありません。学生がシェアしてルームメイトと居住するという話もよく耳にします。

古民家というものは、その古さによって持ち味も違ってきます。中でも、水回りや窓などに違いが多く見られるといえるのではないでしょうか。

古民家の特徴の一つに、風通しがよいという面があります。夏は風通しがよいことから住み心地がよいと言われますが冬には、逆に隙間風が入ってくるので工夫が必要となります。また、近年のバリアフリーのような建物とは違い、古い民家とは家の中に段差が多いことにも特徴があります。従って、居住者の状況によってはリフォームをする箇所も出てくるかもしれません。

利点・欠点等はもちろんあるものですが、日本の伝統ともいえる古民家のその味わいは、技術が進化しようとなかなか簡単に出せるものではありません。そのため、とても人気があるのだといえるでしょう。その人気は、今や日本国内にとどまらず海外の方々にも高い支持を受けています。

古民家の特徴や良さを残し、味わいながら居住者に合わせ住み心地がよいものに変えていく。ということが、快適に住む方法といえるのではないでしょうか。

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